長期優良住宅とは、構造や設備が長期にわたり良好な状態で使用できるよう措置が講じられた住宅のことです。その基準は国土交通省が平成21年に施行した「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」によって定められています。
住宅を長期的に使用することで、住宅の解体等に伴う廃棄物排出を抑制し、環境への負荷を低減できます。また、建替費用の削減によって住宅に対する負担を軽減し、より豊かで優しい暮らしへの転換が図れます。

「木造軸組工法」とも呼ばれるこの工法は、古くから多くの木造建築で用いられています。
柱と梁との組み合わせによって建物を支える構造が特徴で、高温多湿である日本の気候が考慮されています。
伝統的な工法とはいえ、現代の建築基準法に基づいて設計されているため、強度面に全く問題はありません。

そのほか、木材在来工法には以下のメリットがあります。

高気密住宅とは、断熱材や防湿シートなどを使用し、壁の内側や床下の隙間を限りなく減らすことで、空気の出入りを最小限に抑えた住宅のことです。
高断熱住宅は、外壁と内壁の間に断熱材を入れるほか、断熱性能が高い窓を採用することで、室内と屋外で熱を伝えにくくしています。
これら2つの特長を組み合わせることで室内の温度を一定に保ち、一年中快適に過ごせます。